生だからしょうゆ本来のまろやかな風味

大豆、小麦、食塩は全て国産です。
火入れ（熱処理）をせず味と香りがやわらかで、色の鮮やかな搾りたてのしょうゆです。

生しょうゆとは

火入れをしていないしょうゆです。その代わりに特殊な方法で「ろ過」し、酵母などを取り除き品質を安定させました。日本のしょうゆの原形は8世紀の穀醤と言われ、15世紀の室町時代には工業化も始まったようですが、18世紀に火入れの技術が確立されるまでは、すべて“生（なま）”でした。

火入れとは

搾ったしょうゆに熱を加え、しょうゆの中に残っている微生物を殺菌し酵素を失活させ、品質の安定を図る工程です。この時に強い香りが生まれます。1700年代、オランダ人により開発された技術と言われております。1940年以前は６０℃ぐらいの低温殺菌が主流でした。しかし、第二次世界大戦時には、統制品として、国から少しの原料で多くのしょうゆを造るように指導されました。そのためどうしても日持ちしない粗悪なものになってしまいました。そこで、より安全性を高めるため、火入れ温度を上げなければならなくなってしまったのです。この頃から高温殺菌が一般化してしまいました。現在でも一般的なしょうゆはほとんど火入れ工程を通っております。

●使用原材料：大豆(国産)、小麦、食塩／アルコール
●塩分：16.5％